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大人も子どもも楽しい海上釣り堀体験|みうら海王(2025年GW)


昨年7月に訪れてとても楽しかった「みうら海王」。
ただ、真夏の暑さがなかなか大変だったので、今回は暑くなる前にとゴールデンウィークにほぼ同じメンバーで再訪することに。1名は風邪をひいてしまい欠席でしたが、次回はまた一緒に参加できるといいなぁと思います。

大人5名・子ども3名の友人と一緒に、神奈川県三浦市にある海上釣り堀「みうら海王」へ行ってきました。「みうら海王」は釣り堀なので、釣り堀の周囲には網が張られており、魚が逃げないようにされています。また、海上といっても揺れはほとんどなく、前回も今回も陸にいるのと変わらない感覚で過ごせました。

船に乗って沖合に出て、海の釣り堀で釣りを楽しむ体験や、釣った魚を自分たちで調理して味わえる満足感まで詰まった1日。子どもも大人もテンション上がって楽しめる、最高の体験ができる場所です。

朝の集合と受付


当日は朝7時までに、「うらり」三浦市民ホール1階で受付を済ませます。駐車場はうらり駐車場に停めました。

利用者名簿の記入があるので、グループで参加する場合は、事前に必要情報を共有しておくとスムーズです。

受付時に料金の支払いを行います。
支払いは現金のみ対応なので、あらかじめ用意が必要です。その後、7時30分頃から順番に船へ乗り込み、約10分ほどで海上の釣り堀へ向かいます。
乗船の順番は、乗り場近くに並んでいる人から自然に案内される形式でした。

現地での準備と釣り座決め


釣り堀に到着したら、まずは釣竿やエサ、仕掛けなどを購入します。途中追加購入も可能です。
こちらもすべて現金払いのみなので、お財布の準備はお忘れなく。

釣り座はグループごとにくじ引きで決める方式。常連の方のお話だと釣果に差が出ることもあるので、ちょっとした運試しのようで子供たちが盛り上がっていました。

魚の活性や動きに合わせてエサやタナ(深さ)を変えるのも釣果を左右するポイントだそうです!

釣り堀の手前側は、海中を囲っている網が浅くなっているため根掛かりしやすく、水深のある中央まで投げるのがコツと教わりました。(※根掛かり=仕掛けが網や底に引っかかってしまうこと)。
とはいえ、慣れるまではその「真ん中」に向かって投げるのがなかなか難しく、最初は苦戦しましたが、投げ方のコツなどもスタッフの方が丁寧に教えてくれます。

釣りの様子です。








料金とサービスについて(2025年5月時点)

中学生以上の男性は16,500円、女性は13,200円、子ども(小学生以下)は11,000円。
見学や渡船のみの利用は、女性・子どもに限り3,300円で可能です。
平日・土日祝ともに同一料金です。

・竿(仕掛け付き)1本:1000円

・しかけ(青物、タイ用):400円

・発泡スチロールクーラー(氷付き)
 小:600円、中:1200円、大:1800円

・氷(バケツ一杯):300円

・ウキ:500円〜1000円

・クッションシンカー:300円

・活きアジ:1000円

・プライヤーは、預り金1000円でレンタルあり。返却時に預かり金の1000円は返してくれます

みうら海王さんでは竿や仕掛け、餌の持ち込みOKですが、初心者の方などは現地全てレンタルがおすすめです。

魚の処理サービスについて


11時前後にスタッフの方が釣れた魚の処理希望を聞いてまわってくれます。
1匹300円でエラ・ウロコ・内臓の処理をしてもらえます。

さらに、+200円で三枚おろし・真空パックにも対応してくれる「海王の捌き場」が釣り場のすぐ隣にあり、血抜きはすべて無料で対応してくれるのもありがたいポイントです。

今回も前回も、魚を捌くのが得意な方が一緒だったので、持ち帰る魚のうち2/3をエラ・ウロコ・内臓のみの処理だけお願いしました。

捌くのが苦手な方でも、必要な下処理をお願いできるので、安心して新鮮な魚を持ち帰ることができます。

また、この処理確認のタイミングで釣果がゼロだった場合には、マダイ2匹をプレゼントしてもらえるという嬉しいサービスもあります。

スタッフの方が処理希望を確認してくれたあとにも釣り時間は残っているので、処理をお願いしたい場合は、できるだけ早めに声をかけておくと安心です。

釣りの終了と帰船について

釣りは13時で終了となります。
終了後は順番に船で陸に戻りますが、早めに戻りたい場合は13時前に乗り場で待機しておくとスムーズです。

持って行ったほうがいいもの

海上釣り堀での滞在は約5時間。
その間陸に戻ることができないこともあり、快適に過ごすためにも、以下の持ち物を用意しておいてよかったです。

私たちは2024年7月と2025年5月に訪れたので、寒い時期にはまた別に必要なものがあるかもしれませんが、参考までに。

・簡易椅子(魚がかかるまでは、座って待てる時間が長くなるためあると便利)

・クーラーボックス(なければ現地で発泡スチロールの購入も可能)

・日焼け対策グッズ(帽子、日焼け止め、サングラスなど)

・多めの飲み物(販売もあります!)

・食べ物(特に子連れの場合、海の上で5時間過ごすので途中でお腹が空いた時対策に!)

・手洗い用の水(魚を触ったりエサを扱ったりする場面が多いため)

・軍手(魚を素手で触れない場合は必須)

・タオル(手拭き、汗ふきなど)

マナーと服装、安全のルール

釣りのルールとしては、釣竿は1人1本、針も1本針のみ。
青物(ブリやカンパチなど)がかかった場合には、「青です!」と大きな声で周囲に伝える必要があります。

同じマス(いけす)で釣っている人が青物をかけた際は、他の釣り人は速やかに糸を巻き上げて、仕掛けが絡まないように協力します。

魚をすくう場合は、必ずみうら海王が用意したタモ(網)を使用します。

船での移動時、ライフジャケットは全員必ず着用が必要で、貸し出しは無料です。
小学生以下の子どもは、釣り堀にいる間も常時ライフジャケットを着用します。

現地にはトイレも完備されているので、安心です。

キャンセルについて

みうら海王は完全予約制で運営されています。
当日予約も空きがあれば可能ですが、キャンセル料には注意が必要です。

キャンセル料は以下の通りです:

3日前の17時まで:30%
2日前の17時まで:50%
前日の17時まで:80%
当日、もしくは無連絡キャンセル:100%

釣った魚は食卓に

この日は、全員で真鯛を10匹ほど、縞鯵を1匹、そしてタマカイを1匹釣ることができました。

次の日もお休みだったので、エアビーで8人が泊まれるお宿を予約していて、釣りが終わったあとに、買い出し班とチェックイン・捌き担当の班に分かれました。

買い物から戻ると、長男と次男に魚の捌き方を教えてくれていました。
私は魚屋さんで捌いてもらってしまう派なので、子どもたちにとっても私にとっても、とても良い体験になりました。

魚を捌いてくれたのは、友人。わたしは料理担当として、その横でいろいろと準備。

この日の夕飯には、釣った魚を使って、真鯛の塩焼き、アクアパッツァ、かぶとの煮付け、お刺身、タマクエ(タマカイ)のムニエル、鯛めし、あら汁を作りました。ほかにもいくつか副菜を添えて。

料理の写真は撮り忘れてしまったので、友人が撮ってくれた写真です。




自宅ではないので、限られた調理器具と材料でしたが、大人数の料理を作るのは楽しい時間。
自分たちで釣った魚を囲んで、みんなで食べる夕食は幸せな美味しさでした。

初心者でも安心して本格的な釣り体験ができる「みうら海王」。
海に浮かぶ釣り堀で高確率で魚を釣ることができて、家族や友人と一緒に過ごす時間は、最高です!

いろいろ企画してくれた友人に感謝です◎

2025年5月8日

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