今回の旅行は2025年8月、2回目の屋久島家族旅行。
東京から屋久島へ行くには、飛行機での移動が一番効率的です。
羽田から鹿児島までは飛行機で約2時間、さらに鹿児島から屋久島まではプロペラ機で約35分。
小型機ならではの実際に利用して分かった注意点や工夫をまとめました。
これから屋久島旅行を計画している方の参考になればうれしいです。
・羽田から鹿児島:約2時間、鹿児島から屋久島:約35分・鹿児島〜屋久島便は JALグループのJAC(座席数約50席~80の小型プロペラ機)・機内持ち込み:3辺合計100cm以内・10kgまで。スーツケースはほとんど預け入れ必須・行きは預け、帰りは宅配便で送るとスムーズ
・夏休みなどは数か月前から満席になりやすい
・予約は「JAL・JAC利用」で早めに確保するのがおすすめ
・午前便・JAL接続便を選ぶとリスクが少ない
・JALアプリなどで前日から運行見通しを確認
羽田から鹿児島へ
羽田から鹿児島までは約2時間のフライト。
鹿児島から屋久島へ
鹿児島〜屋久島は、日本エアコミューター(JAC) が運航する小型プロペラ機を利用します。
JACはJALの完全子会社で、便名は「JAL便」として販売されています。JAL公式サイトから予約でき、マイル加算や特典航空券の利用も可能です。
使用機材は 座席数約50席~80席。座席は2列+2列の配列で、小型機のため揺れを感じやすいものの、低空を飛ぶため海や島々を間近に眺められます。
荷物の注意点
・機内持ち込み可能サイズ:3辺合計100cm以内(目安45×35×20cm)、重量10kg以内
・無料預け入れ:1人20kgまで(3辺合計203cm以内)
羽田からは機内に持ち込めるスーツケースでも、鹿児島→屋久島区間では預け入れが必要になることが多いです。
屋久島空港は規模が小さく、荷物受け取りは数分程度とスムーズなので、羽田空港からの預け入れがおすすめ。
荷物の工夫
行き
キャリーケース(105リットル)と登山用リュックを羽田から預けました。屋久島空港での受け取りはすぐに終わり、移動もスムーズ。
帰り
羽田空港では荷物受け取りに時間がかかるため、スーツケース1つに荷物を詰め込み、宿から自宅に宅配便で送付。結果、移動がとても楽になりました。
105リットルの大きめスーツケースで、ヤマト運輸にて約3,000円。
木曜朝に宿で預け、最短でその週の土曜着予定でした。
「預ける」「送る」を組み合わせることで、旅の行き帰りが快適になります。
■ 今回の屋久島フライト実用情報まとめ
フライト概要
・鹿児島〜屋久島間はJACが運航(所要約35分)
・使用機材:ATR42(48席)またはATR72(70席)
天候リスクと便選び
・屋久島は台風の通り道で欠航リスクが高い
・午後の最終便は欠航するとその日のうちに到着できないため、早めの便が安心
・今回は「羽田8:05発→鹿児島→屋久島11:05着」で予定通り到着
・帰りは鹿児島雷雨で屋久島発40分遅れ、東京行きも50分遅れましたが、荷物を送っていたためスムーズに移動できました
予約のコツ
・屋久島便はリピーターも多く、夏休みなど繁忙期はすぐに満席になります
・今回は8月の旅行でしたが、3月の予約時点ですでに空席わずかでした
・「JAL(羽田→鹿児島)+JAL(鹿児島→屋久島)」の組み合わせが料金的にも安心感的にもおすすめ
・繁忙期は少なくとも3〜4か月前に予約した方がよさそう
乗り継ぎと手荷物
・鹿児島空港で他社→JACに乗り継ぐ場合は一度荷物を受け取り、再チェックインが必要
・保安検査も再度通るため、時間には余裕を
JAL便を選ぶメリット
・接続がスムーズ:同一キャリアでの乗継が効率的
・午前便・JAL接続便を選ぶと安心度が高い
・遅延に強い:最終便は屋久島便の到着を待つケースもある
・欠航時の対応が柔軟:接続便キャンセルや他空港経由への変更が可能
荷物の宅配について
・往路は送らない方が無難:宅配は船便扱いになり、船だけ欠航するケースがあるため
・復路は送るのがおすすめ:空港での待ち時間が減り、移動が楽になる
運行状況の確認
・JALアプリで「運行状況・見通し」を前日からチェック
・欠航が見込まれる場合は早めに便変更や高速船利用を検討
・高速船「トッピー」(宮之浦発16時)もバックアップ手段として把握しておくと安心
準備を工夫すれば、より快適な屋久島の旅になります。