七草がなくても、大根やかぶの葉、三つ葉やなどの青いものでだいじょうぶ!
身体にやさしいお粥です。
材料:2人分
米…1/2カップ
水…3カップ
七草…合わせて100g(せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ)
お餅…1コ
塩…少々
つくり方
1.お米は研いで、水とともに土鍋か厚手の鍋に入れふたをし強火にかけます。沸騰したら弱火にし、吹きこぼれないように、ふたを少しずらして(間に割りばし1本をはさんで透き間をつくるとよいです)10分炊きます。ふたをしめ、さらに10分間炊きます。
2.七草はサッとゆでて水けを絞り、刻んでおきます。
3.角もちを4つに切って入れ、柔らかくなるまで炊きます。塩で味をととのえ2の七草を入れ、サッと混ぜてふたをし火を止め、3分間蒸らしたら出来上がり!
七草粥の効果
1月7日の「人日(じんじつ)」の日に行われる「人日の節句」の行事で、五節句のひとつです。
本来は前日に七草を摘みに出かけ、7日の朝にお粥にしていただきます。
七草粥は邪気を払うための儀式として知られていますが、実は現代の栄養学的にみても大変健康によい食事。春の七草を食べることで、お正月のごちそうで疲れた胃をいたわり、縁が少ない冬の栄養源としてビタミンや栄養を補給することができます。
■ セリ:鉄分が多く含まれているので増血作用が期待できます
■ ナズナ:熱を下げる、尿の出をよくするなどの作用があります
■ ゴギョウ:せきやたんを止め、尿の出をよくするなどの作用があります
■ ハコベラ:たんぱく質が比較的多く含まれ、ミネラルそのほかの栄養に富んでいます
■ ホトケノザ:体質改善全般
■ スズナ:消化不良の改善
■ スズシロ:消化不良の改善
2013年1月7日